大阪府大阪市住吉区墨江
3丁目23-20 コーポ住吉1階

06-6674-5667

小児整形外科

小児整形外科について

小児整形外科画像

小児整形外科は、文字通りお子様を対象とした整形外科なのです。もっとも、小児は大人を小さくした存在ではありません。ヒトとしての発達途上にあり、日々急速な成長を遂げているのです。小児整形外科では、こうした特殊な状況にある子どもの病気やけがを、成長過程をよく踏まえながら治療し、後遺症などが残らないように配慮いたします。

新生児から診療します

当院の小児整形外科では、新生児のお子様も含め、小児に生じる様々な診療を行います。骨格や筋肉が成長過程にあるお子様に特有の疾患の中には、早期発見・治療が重要となるものも少なくありません。しかし、お子様は症状をうまく伝えられないため、手遅れとなるケースも見られます。「普段と動きが違う」、「左右で動きが違う」、「歩き方が少しおかしい」など気になる点があれば、すぐに当院までご相談ください。

なお、当院ではレントゲンだけではなくエコーも使って診断していきます。エコーは放射線被ばくがありませんので、安心して検査を受けることが出来ます。

小児整形外科で扱う主な疾患

先天性股関節脱臼 幼児期偏平足 O脚 X脚 先天性筋性斜顎(きんせいしゃけい) 骨端症(ペルテス病、オスグッド病、セーバー病、第一ケーラー病、第二ケーラー病)

先天性股関節脱臼

先天性股関節脱臼は、先天的に股関節が不安定であることに加え、何かしらの原因が重なることによって股関節が外れたり、ずれたりして脱臼を起こした状態です。女児に多く見られます。足を動かした時にポキポキ鳴るとか、歩き始めが遅く、足を引きずるようにしている方は先天性股関節脱臼の疑いがあります。足の長さに左右差がある方などは、早めに小児整形外科を受診するようにしましょう。

幼児期扁平足

幼児期扁平足は、足の裏の骨が先天的にアーチ構造になっていない状態です。そのため、体重を支えるときに足裏にかかる荷重が強まり、足の裏やふくらはぎに痛みが生じたりします。放置していると、膝や腰などに障害をきたすこともありますので、早めに専門医の診断を受けるようにしましょう。

O脚

O脚は、膝が外側に開き、がに股のようになっている状態です。もっとも、多くのお子様は2歳くらいまで軽いO脚なので、特に病的という訳ではありません。しかし、成長とともに自然に矯正されないときは、何らかの病気が潜んでいる可能性があります。一応の目安としては、歩き始めた頃にO脚が目立つようならば一度受診なさってください。

X脚

X脚は、O脚とは逆に、両膝が内側に弯曲した状態です。左右の膝の内側をそろえても左右の内くるぶしが接しないときはX脚が疑われます。一般的には、2歳ごろからO脚の状態を脱し、7歳頃には成人の脚になってきます。そのため、7歳以降にX脚の状態が見られたときは小児整形外科を受診するようにします。

先天性筋性斜頸(きんせいしゃけい)

先天性筋性斜頸は、首が左右のどちらかに傾いてしまう状態です。首の後方と鎖骨などをつなぐ胸鎖乳突筋が拘縮していることによって起こります。顔の向きが斜めになっているため、心配される保護者の方も多いのですが、多くの場合、1歳6か月健診を受ける頃までには治ります。しかし、なかには筋性斜頸の状態が続いてしまうこともありますので、まずは小児整形外科で診察してもらうと良いでしょう。

骨端症

骨端症は、何らかの要因によって骨端部の組織が壊死していく病気の総称であり、小児期に見られます。とても太い大腿骨の骨頭に起こりうるペルテス病、第二中足骨の骨頭に出現する第二ケーラー病、手首付近の舟状骨に見られる第一ケーラー病、大腿四頭筋の付着部の脛骨粗面に起こるオスグッド病、アキレス腱の付着部に起こるセーバー病などがあります。

院長

森田 光明

取得資格

医学博士
日本整形外科学会専門医
日本小児整形外科学会認定医
日本整形外科学会認定リウマチ医

診療科目

整形外科・小児整形外科・スポーツ整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科

電話

06-6674-5667

所在地

〒558-0043
大阪府大阪市住吉区墨江3丁目23-20
コーポ住吉1階

最寄り駅

阪堺電気軌道阪堺線「細井川駅」徒歩2分
南海本線「住吉大社駅」徒歩7分
南海高野線「沢ノ町駅」徒歩10分
大阪シティバス 4号系統 安立1丁目
※降りてすぐです

駐車場

駐車場 5台完備(うち軽自動車専用 2台)

診療時間

日祝
9:00~12:00
15:00~18:00

休診:木曜午後、土曜午後、日祝日

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