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新型コロナウイルス感染の影響で腰痛が増えている⁉

  • 2020年11月27日

腰に痛みを感じる状態のことを腰痛と呼びます。腰痛の原因はさまざまなものがありますが、急に痛みが生じる急性腰痛と3か月以上痛みが継続している慢性腰痛があります。

腰痛を生じる代表的な疾患には、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、骨粗鬆症に伴う圧迫骨折などがありこれらは主に年齢的な変化によるものです。そのほかにも先天的な原因や成長期におこる腰椎分離症、カリエスや化膿性脊椎炎などの感染や炎症によるもの、転移癌などの腫瘍によるものなどがあります。そのほかにも解離性大動脈瘤などの血管の病気、尿管結石などの泌尿器の病気、子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科の病気、胆嚢炎や十二指腸潰瘍などの消化器の病気があります。

実は腰痛の原因の85%はいろいろ検査をしても明らかな原因がみつからない非特異的腰痛と言われています。これらの要因の一部にはストレスや不安、うつ、生活環境などが関係しているとも言われています。

まずは原因を知る必要がありますので痛みが続く場合一度整形外科での診察を受けて検査をしてもらいましょう。はじめから自己判断で様子をみたりマッサージなどを続けるのはお勧めしません。急な痛みに対しては鎮痛剤の内服や湿布、腰痛ベルトなどが有効です。最近では単なる痛み止めだけでなく神経の痛みに効く薬もありますので主治医とご相談ください。痛みが長引くようであれば詳しく調べる必要がありますがたとえば椎間板ヘルニアが見つかってもすぐに手術などは必要ありませんのでリハビリなどの治療を受けていきましょう。長期的には体幹を中心とした筋力強化が重要ですので、理学療法士の指導の下ストレッチや筋力強化の運動を続けていくことが大切です。非特異的腰痛ではストレスや悩みなど思わぬことが原因である場合がありますので心当たりがあればカウンセラーや心療内科でご相談ください。

腰痛も新型コロナウイルス感染症の影響が考えられますが、例えば在宅ワークなどで長時間座り続けることにより腰痛が出現したり、運動量がへることにより腰まわりの筋力も低下し腰痛になることが考えられます。また新型コロナ感染にともなう環境の変化へのストレスや不安感、また外出自粛などによるストレスなども影響すると思われます。

予防と対処ですが、腰への負担を減らすことが大事ですので、体重の4割以上のものは一人で持たない、前屈みの作業にならないようにするなど気を付けて下さい。

在宅ワークなどが続く場合いすなどの環境整備や、連続して作業などを続けずに時々休憩して体を動かすなどの対処が必要です。運動不足も家庭などで簡単なストレッチや筋力強化を目的とした体操を行うことで予防と症状の改善が得られます。

腰痛だけでなく痛みやしびれなどが太ももやひざ下まで及んだり足に力がはいりにくい場合椎間板ヘルニアなどによる神経圧迫が考えられますので早めに受診していただきMRIなど詳しい検査をすすめます。中には内科的な原因で腰痛が生じていることがありますから治療を受けても改善がないようであれば内科などの受診をおすすめします。適度な運動が大事ですが 自己流ではかえって痛みが悪化する場合がありますので、やはり医療施設で理学療法士など専門のものに指導を受け正しい方法で行うことが重要です。